学会長挨拶

学会長 野村 明広

第80回関東農村医学会学術総会

学会長 野 村 明 広

(JA茨城県厚生連 茨城西南医療センター病院 病院長)

第80回関東農村医学会学術総会の開催にあたり

2020年以来、新型コロナは世界に多大なる影響を及ぼしてきました。医療関係者の弛まぬ努力にもかかわらず、経済は低迷し、人々に暗い影を落としてきました。今回の学会は、そのようなコロナ禍の暗い雰囲気を打破し、皆さんが明るくなれるような学会にしたいと考えています。

今日の日本の医療は、超高齢化社会、人材不足、働き方改革、医師偏在など、問題山積みです。政府は、超高齢化社会や人材不足に対しては、外国人人材の活用を進めています。また、働き方改革には、法律を整備することで我々医療人に改革を促しています。これらの解決策のほかに、近年ITやAIを用いた最先端技術の医療への応用が注目され始めています。これらの技術は、近未来的医療の一端を垣間見ることができ、大変明るい話題であると思います。

 今回のシンポジウムは、ITを利用した医療に焦点を当ててみました。また特別講演には、筑波大学システム情報系教授 山海 嘉之 先生をお招きいたしました。山海教授は、機械と患者の融合により機能障害患者の再起を助けることを目標として、ロボットスーツHALを日々研究されていらっしゃいます。

先の見えない日々で閉塞感が漂う今日ですが、日本及び世界を取り巻く医療環境は大きく変わってきています。最先端医療技術により今後の医療がどのようになるかを実感して頂き、皆様の医療に対するモチベーションを上げるきっかけにして頂けましたら大変嬉しく思います。

多くの方のご参加を心よりお待ちしております。

令和4年4月吉日

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